総務/事務の仕事内容は?未経験からの転職方法や必要スキル/資格・向いてる人など解説

バックオフィス

総務の仕事内容は?

総務担当者は企業の内部管理を一手に担い、人事、労務、法務、施設管理、経費管理など幅広い業務に関わるマルチタスクな職種で、企業がスムーズに運営できるかどうかは大いにこのポジションのスキルと努力に依存しています。その働きは、企業文化の形成、社員満足度の向上、リスク回避、そして最終的には企業の成長と利益に直結する重要な役割を果たします。

オフィスや社内の備品管理

オフィス環境は、社員が日々働く場所であり、その質が業績に直接影響を与えることがあります。ここで総務担当者の役割が大きく、社内のオフィスや備品管理はその主要な業務の一つです。総務担当者は、オフィスのレイアウトから、必要な備品や消耗品の調達、さらには緊急時の対応策まで、多岐にわたる業務を担当します。例えば、不具合が出たプリンターの修理から、エアコンの設定、そして新型コロナウイルスのような緊急事態に備えた対策まで、その範囲は広いです。

入社式や株主総会などの社内イベント

総務担当者が裏で手を動かしていることが多いのが、入社式や株主総会といった社内イベントです。
入社式では新入社員に企業の価値観を伝え、モチベーションを高める機会を提供する一方、株主総会では企業の成績やビジョンをアピールし、投資家や株主との信頼関係を築きます。

総務担当者は、場所の手配から招待状の作成、さらには進行表の管理まで、イベントがスムーズに進むよう全体のコーディネーションを行います。一つ一つのタスクが極めてディテールに富んでおり、これによって社内外の評価が大きく左右されることも少なくありません。

会社の規模によっては人事/労務を兼務することも

特に中小企業やスタートアップでは、総務担当者が人事や労務の業務も兼務するケースが少なくありません。採用プロセスの管理から、給与計算、労働契約の作成・管理まで、多岐にわたる業務を一手に担うことが求められます。このような状況は、多様なスキルを身につける絶好の機会でもあり、総務担当者としてのスキルセットを広げるチャンスにもなります。

総務に必要な資格は?

総務の仕事は多岐にわたるため、特定の資格が必須というわけではありません。しかし、専門的な知識とスキルを証明する資格は、採用にプラスに働くことが多いです。資格は基本的に三つのカテゴリーに分けられます:人事関連、バックオフィス関連、そして士業系の専門資格です。

人事関連の資格[キャリアコンサルタント/産業カウンセラー]

労務士、労働安全コンサルタントなどの資格を持っていると、契約の作成や給与計算、労働紛争の解決などに関するアドバイスを提供できるようになります。総務担当として労務管理を担当する場合、従業員の福祉法やそのような側面に関する専門的な知識が求められます。

バックオフィス関連の試験[人事総務検定/衛生管理者免許試験]

バックオフィスでの業務をスムーズに進めるためには、人事総務検定や衛生管理者免許が有用です。人事総務検定は、基本的な人事・総務業務の知識を証明する資格です。衛生管理者免許試験は、オフィス環境での衛生管理に関する専門知識を持つことを証明します。これらの資格は、総務担当者が多岐にわたる業務を効率よく、かつ専門的に行うために重要です。

会社の規模によってはアピールになる専門資格[社労士/日商簿記検定]

特に規模が大きな企業では、社会保険労務士(社労士)や日商簿記検定の資格が求められることもあります。社労士は、労務管理全般に関する専門的な知識とスキルを有しています。日商簿記検定は、会計業務に関する基本的な知識とスキルを証明する資格です。これらの資格は、総務部門が幅広い業務に対応するための強力な武器になり得ます。

総務は未経験でもできる?

総務職はオフィス内での多岐にわたる業務を担当する職種です。文書管理、労務管理、施設管理、経費管理、会議運営など、多様な業務が含まれます。したがって、異なるバックグラウンドや経験を持つ人々が求められます。未経験者であっても、これまでの経験やスキルを活かすことができるポイントが多いです。

以下に理由を紹介します。

広範な業務内容

総務職はオフィス内での多岐にわたる業務を担当する職種です。文書管理、労務管理、施設管理、経費管理、会議運営など、多様な業務が含まれます。したがって、異なるバックグラウンドや経験を持つ人々が求められます。未経験者であっても、これまでの経験やスキルを活かすことができるポイントが多いです。

基本的なスキルが活かせる

未経験から総務職に挑戦する場合でも、基本的なオフィスワークのスキルやコミュニケーション能力が大いに役立ちます。これまでの経験を活かしながら、新たな業務に取り組むことができる理由です。

総務に向いている人は?

調整力がある

総務職では、さまざまな部署や人々の要望やニーズを調整し、円滑な業務運営を図る柔軟性が求められます。この柔軟な調停力を持つ人は、状況に応じて適切な折り合いを見つけるスキルを発揮します。また、業務に際してトラブルや課題が生じた際には、冷静な判断と忍耐力を持って解決に向けて努力することができます。

秘密を守ることができる

人事情報や会社の機密情報など、総務職は多くの機密性の高い情報に接することがあります。これらの情報を適切に取り扱い、秘密保持に対する責任感を持つことが重要です。

時間管理や優先順位づけが得意

総務業務は多岐にわたるため、効果的な時間管理と優先順位の設定が必要です。業務を効率的に進めるために、スケジュールを立て、タスクを適切に管理する能力が求められます。

総務の将来性やキャリアパスは?

総務職は企業の運営において不可欠なポジションであり、その将来性は非常に高いと言えます。組織内の調整や労務管理、人材採用など、組織全体を支える業務を担当するため、総務職は常に需要があります。特に、労働環境の変化や法律の改正に合わせて業務を遂行するスキルが求められ、その専門性はますます重要になっています。

総務担当から管理職への昇進

 最初は総務の一員として業務を行いながら、組織内でのスキルと信頼を築くことができます。その後、総務部門のマネージャーやリーダーとして昇進する道があります。組織全体の運営や戦略に関与する役割を果たし、部門の成長と効率化を担当します。

人事や労務のスペシャリスト

総務職から人事や労務の分野に特化することで、専門性を高めたキャリアパスもあります。人材採用や労務管理、労働法の専門家として組織内で重要なポジションを担うことができます。

業務改善やプロジェクトマネジメント

 総務職での経験を活かして、業務改善やプロジェクトマネジメントに従事する道もあります。組織のプロセス改善や効率化プロジェクトをリードし、組織全体の成果に貢献します。

まとめ

総務職は、企業組織の中核を担い、業務運営や人材管理など多岐にわたる役割を果たす重要なポジションです。求められるスキルや専門性は広範であり、その幅広い業務領域から、将来性の高さが浮き彫りになります。組織内でのスキルと信頼を積み重ねながら、管理職への昇進や専門分野へのスペシャリスト化、プロジェクトマネジメント、国際的な展望を持つポジションなど、多様なキャリアパスが用意されています。
総務職の魅力は、組織全体を支え、成長や改善に貢献できることにあります。自身の成長と組織への影響を実感することで、やりがいや充実感を得ることができます。総務職の未来は明るく、多彩なキャリアパスを通じて、自身の能力と専門性を発揮し、組織の成功に貢献する道が広がっています。

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