企画営業の仕事内容は?未経験からの転職方法や必要スキル/資格・向いてる人など解説

法人営業

キャリアJUMPは、あらゆる職業について徹底解説するいわば『職業図鑑』です。この記事で紹介する企画営業は、自社の商品やサービスを中心に、それを活用した具体的な施策や解決策を顧客に提案する営業職です。この記事では、そんな企画営業のお仕事を紹介いたします。

企画営業とは?

企画営業は、自社の商品やサービスを売り込む営業職ですが、クライアントの抱える課題を理解してそれに対するアイデアや解決策を売り込む役割を持つため、一般の営業職とは特徴が異なります。市場調査やデータ分析が必要などマーケティングの要素が強い職種で、自社商品の知識だけでなくクライアントのニーズを深く洞察する能力が求められます。また、仕事内容は商品・サービスを売り込むだけでなく、実際の運用やプロモーション活動などのマーケティング活動も行うことがあります。自社の商品・サービスがどのように市場や顧客に必要とされるのかを熟考し、継続的に売れる仕組みを考え出すのが企画営業の仕事です。

企画営業の仕事の流れ

企画営業は、企業の商品やサービスを顧客に提案して売上を拡大する役割を持っています。ここでは、そんな企画営業の主な仕事の流れを紹介します。

市場の調査・データ分析

まず、ターゲットとなる市場の購買心理や顧客のニーズ、課題をリサーチします。これにより、どのような商品やサービスが求められているのか、または新たな市場の可能性があるのかを探ります。

商品・サービスの企画提案

リサーチした情報を基に、新商品やサービスの企画を行って解決策を顧客に提案します。ここでは、顧客の課題やニーズに合わせた企画力やプレゼン力が求められます。また、新規営業だけでなく既存の顧客に対するルート営業も企画営業の営業先に含まれます。

アフターフォロー

契約後も、必要に応じてフィードバックの収集や広告活動、企画の運用など業界ごとにさまざまなサポートを提供します。長期的な関係を築くため、丁寧で親身なフォローアップが求められます。

企画営業の平均年収を紹介!

企画営業の平均年収は、経験や業界によって異なりますが、一般的には420万円~600万円程度で推移しています。未経験から転職する場合は、420万円程度からスタートすることが考えられます。特に経験や実績に応じて、ボーナスやインセンティブが加算されることもあります。

企画営業への転職は未経験でも目指せる?

企画営業への転職は、結論未経験者でも可能です。営業職は人手不足のため、随時採用を募集している企業も多くあります。20代のうちであればポテンシャル採用を行っているところが多いため、やる気と体力をアピールすれば道は開けてくるでしょう。しかし企画営業は、自社製品の詳細な知識やクライアントのニーズ分析など幅広く多角的な専門知識が必要な職種です。責任も大きい仕事で未経験者には難しい面もありますが、前職で培った柔軟な思考や提案力をアピール出来れば、挑戦は十分可能です。

企画営業に役立つ職歴を紹介

マーケティング職や市場調査の経験

企画営業は市場の動向や顧客のニーズを把握する必要があるため、これらの経験は非常に役立ちます。SNSマーケターやバイヤーなど、さまざまあるマーケティング職の経験があると転職が有利に運ぶでしょう。

営業職の経験

顧客の課題を解決する提案を行う能力は、同じく営業職の企画営業においても重要です。提案力やプレゼン力、コミュニケーション力など企画営業に通じる必要なスキルをアピールできれば、未経験だとしても円滑に転職が進むでしょう。

プロジェクトマネジメントの経験

企画営業は、提案から実際の商品・サービスの提供までを一貫して担当することが多いため、プロジェクトを進行させる能力も求められます。チームを取りまとめるリーダーポジションに就いていた経験があれば、チームとの連携スキルや企画遂行力が一定あるとして高く評価されます。

広告やプロモーションの経験

企画営業は、商品やサービスのプロモーション活動も担当することがあるため、この分野の経験は有利に働きます。主に広告業界の企画営業を目指すなら、前職で同じ業界にいた人材が有利となります。

企画営業に向いている人の特徴

柔軟な思考力を持つ人

 企画営業は、単に商品を顧客に紹介するだけでなくクライアントのニーズに合わせた企画を提案する必要があります。多角的な視点から独自のアイディアで自社製品の魅力を最大限に引き出すことで、他社との差別化が可能となります。そのため、さまざまな角度から物事を考えることができる人が適しています。

自分の考えを堂々と伝えられるコミュニケーション力の高い人

 良いアイデアがあっても、それを積極的に提案する勇気がなければ意味がありません。失敗を恐れず、新しいアイデアを提案できる前向きな姿勢が求められます。そのためには、ただ自分のアイデアを前面に出すだけでなく入念な準備と論理的なアイデアの展開が求められます。また、企画営業の仕事では多くの人とのコミュニケーションを取ります。そのため、人との関わりを楽しむことができ相手の気持ちや考えを理解する共感力がある人が向いています。

情報収集と分析が得意な人

企画営業は、市場の動向や社会の変化など多岐にわたる情報を収集し、それを分析して提案に活かす必要があります。情報を効率的に収集し、それをもとに分析する能力がある人が適しています。それだけでなく、顧客と対話をしていく中で顧客の本当のニーズを引き出せる分析力がある方が企画営業では重宝されます。

企画営業に必要・有利な資格

企画営業に特定の資格は必要ありませんが、以下のような資格が有利とされています。

普通運転免許

企画営業職では、クライアントへの訪問を頻繁に行う必要があるため、普通運転免許が必須の場合が多いです。多くの場合、会社から社用車が提供されることも考えられますが、これらの車はオートマチック車が主流のためAT限定の免許でも十分に業務をこなすことが可能です。免許を持っていることでより柔軟にクライアント訪問が行え、企画営業を行う上でのアドバンテージとなります。

Webアナリスト検定

Webアナリスト検定の資格を取ると、Web上のデータ解析の基本的な知識や技術が身につけられます。資格を取得すると、WebサイトやSNSのユーザーデータを分析して効果的なマーケティング戦略を立てる能力があることを証明できるため、市場調査が必要な企画営業におすすめの資格です。

 ウェブ解析士

ウェブ解析士は、ウェブ解析に必要な知識と技術を証明する資格です。ウェブサイトやSNSのユーザーデータを収集、分析してビジネス戦略やマーケティング戦略を立てる能力を証明できるため、より高い専門性を持って転職したい方の場合は取得するのがおすすめです。ウェブ解析士には資格の更新が必要なため、継続して専門知識を勉強することが求められます。

基本的なPCスキル(Excel、Wordなど)

企画営業の業務において、データの整理や提案資料の作成が求められることが多いため、ExcelやWordを使った基本的な文書作成やデータ分析のスキルは必須と言えます。これらのスキルを持っていると、業務の効率化や質の向上に繋がります。

企画営業のキャリアパス

昇進して管理職に就く

営業職としてのキャリアを深めて昇進し、営業職全体をまとめるリーダーポジションとしてのキャリアパスが考えられます。企画営業の方針や目標を策定し、営業部隊をサポートしてチーム全体の利益を考える力が求められます。企画営業の課題や改善点を基に全体の方針を決定して管理し、企画営業の総合的な役職として、さまざまな改善点の発見やクライアントの信頼獲得の戦略を考えます。

マーケティング職に就く

企画営業でのリサーチを基に、効果的なマーケティング戦略を策定するスキルを活かしたマーケティング職への転職が考えられます。社会の動向や経済状況を考慮して将来のニーズを予測し、自社製品の魅力を最大限に引き出す戦略を策定するスキルが備わっていれば、より給与の高いマーケティング職での活躍が期待できます。

営業企画職に就く

多くの企画営業経験者が営業企画職へのキャリアアップを選びます。現場での営業経験を活かして営業活動の環境を最適化し、企画営業の全体戦略を策定する能力が求められるためです。

営業、企画営業、営業企画の違い

営業

主に自社商品の特徴や魅力をクライアントに伝え、販売を目指す職種。新商品の販促など、繰り返しの業務が中心となる職種です。

営業企画

営業活動の裏方として、最適な営業戦略や方法を提案する役割なのが営業企画です。直接の営業活動は行わず、社内の業務サポートが中心となりますが、多くの企業ではこの役割を営業自体が担うため「営業企画」という職種や専門の部署を設けている企業は少ないです。

企画営業

新旧の商品を活用し、クライアントに対して企画提案を行う職種です。近年一般の営業もインサイドセールスなど提案型のアプローチが増えてきており、企画営業との境界が曖昧になっている現状があります。また、営業と営業企画の役割を兼ねることが多いのが企画営業です。

まとめると、企画営業は営業と営業企画の中間的な役割を持ち、直接の営業活動と企画提案の両方を行うことが特徴です。

企画営業に関連する職業をチェック!

プロダクトマネージャー

商品やサービスの企画・開発を担当する職種で、市場の動向や顧客のニーズを元に新しい商品やサービスの企画を行います。企画営業の経験を活かして、より市場に合った商品開発ができるでしょう。

SNSマーケター

SNSマーケターの仕事はSNSの運用全般で、SNSへの投稿やユーザーとやり取りを通じてブランドやサービスの認知度を高める活動を行います。さらにデータ分析やキャンペーンの企画、インフルエンサーやモデルとの交渉、炎上対策もSNSマーケターの仕事です。

広告営業

広告営業は、自社企業や他社ブランドの広告活動をサポートすることを主な仕事としています。広告で扱うのは、テレビやラジオのCM枠の提供だけでなく雑誌や新聞、ウェブサイト、屋外広告などの多岐にわたるメディアの広告スペースの提供も含まれます。

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